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皇室会議

こうしつかいぎ

皇室の重要事項を審議・議決する機関。主に昭和22年(1947)制定の(戦後)『皇室典範』第五章「皇室会議」(第28条~第37条)に依拠しており、成年の皇族男女から互選で選ばれる皇族2人のほか、衆参両院正副議長(立法府代表)、内閣総理大臣(議長、行政府代表)、最高裁長官、同判事(司法府代表)、宮内庁長官の10人の議員で構成され、他に予備議員10人を置く(任期は4年)。召集権は議長たる内閣総理大臣にあり、審議事項としては、皇室会議の議に拠るべきもの(実質的な審議を要する)として、皇位継承の順序変更、皇族身分の離脱、摂政の設置と廃止、摂政の順位変更のほか、皇室会議の議を経るべきもの(ほぼ内定済みのことを諒承する)として立后及び皇族男子の婚姻がある。平成29年(2017)には、退位等に関する特例法の制定に関係して、譲位や改元の日程などを決める皇室会議が召集された。

(久禮旦雄)

 

【参考文献】

後藤四郎「皇室会議」『国史大辞典』(吉川弘文館)

高橋紘「天皇と現行法」『皇室事典』(角川学芸出版)

所 功『象徴天皇「高齢譲位」の真相』(KKベストセラーズ)

宮内庁 公式ホームページ 「皇室会議」 http://www.kunaicho.go.jp/about/seido/seido07.html